ビジネス速読術講座
[33]マクロをつかむ読書
速読術を修得する1つの大きなメリットは「本の全体像が鮮明になる」ということです。これは短時間の間に1冊の本を読み終えることができるため、「全体像」を損なう可能性が非常に小さくなるわけです。
実際、この「全体像をつかむ」ということは非常に重要です。全体像をまずつかんだ上で細部を読み直すことで、読書の質は格段に高くなります。
この観点から、基本的に
『あらゆる書物は速読をすべきである』
といってもいいかもしれません。
あれ?「目的に応じた読み方をするべき」「速読は絶対ではない」という、いつもの言い方と違わないか?って思いました?(^^)
そうですよね。「速さは絶対でも善でもない」というのが、速読というものを考える時のSRRの基本スタンスです! d(^^*
ですから「速読すべき」という前提として、こう補足することにします。
『読む価値のある書籍は、繰り返し読んで、自分の血肉にすべきである』
この前提を踏まえて『あらゆる書物は速読をすべきである』と言うことにします。いかがですか?
じゃぁ、推理小説なんかどうすんの?って言われそうですね。でも、推理小説を1回しか読まないってことであれば前提が崩れますから、ゆっくり読んでください。
あと、血肉にするつもりのない暇つぶしの本や雑誌も。
たとえば映画を見るってことを考えたらいいと思うのですが、あなたの大好きな映画、あなたは1回しか見ませんか?何回も見たいと思いますか?そして・・・
『1回目と2回目とでは、どちらが見たときの感動が大きいですか?』
シーンの細部に目が行き届き、登場人物の心の動きがよく分かり、深い味わいを感じられるのはどちらだろうって考えてみてください。
実は推理小説も同じですよね!犯人が分かっていても、どきどき感はあまり変わらないのでは?(そんなことない・・??)推理小説ではないですが、私は「セーラー服と機関銃」とか「時空の旅人」なんか学生時代に何度も何度も読みましたよ♪(^^*
ということで、ぜひとも繰り返し読む「重ね読み」をお薦めします。全体像をしっかりと理解し、その上で細部をしっかりと味わうために。そして、そこで得た知識を自分のものにするためにも。
そのために役に立つのが速読術ですよね。v(^^*
速読術のレベルは人それぞれだと思いますが、無理のない範囲で、全体像をそこなわない、つまりマクロの理解を重視した読書、それをベースにした重ね読みを実践してみてください。
きっと読書ががらっと変わりますよ!まさに「Shift and Reframe!」です!
やり方は簡単です。
まず時間を設定します。慣れないうちは30分を1セットにするといいと思います。(1日レッスンでは30分1セットで実践トレーニングをやりましたよ。)
30分の時間配分は次の通りです。(もちろんアレンジOK!)
○目標設定【 0分】
15分で読む目標ページ数を設定します。できるだけ背伸びをした目標を設定することが大事です。
○下調べ 【 5分】
目次をマインドマップで書き出します。これが読み進めていく時の記憶のカギ(フック、ペグ)になります。
○下読み 【10分】
目標ページ数まで一気に速読します。ただし、見出し、小見出し、章の変わり目などは極端にスピードを落として、書き出したマインドマップと照らし合わせて、全体の中の位置づけを確認します。
○書き足し【 3分】
先ほどのマインドマップに、今読んだことで記憶に残っていることを、簡単に書き足します。
○再読 【15分】
同じ範囲を読み直します。
※33分になってしまっていますね!(^^;
下読みの時は、書き出したマインドマップや、その都度意識を留める見出しなどをつないでいくつもりで読んでいきます。理解度Dを目安に『細部を捨てて、全体をとる』という意識で読みましょう。
2度目の読書の際には、1回目に読めていなかったところを中心に読むようにします。書き足す必要はありませんが、マインドマップを埋めていくようなつもりで読み進めましょう。
いずれにしても、スピード重視です!これまでと違う読書を体験するんだというつもりで取り組みましょうね。
読み進めながら、理解と視野の広さなどのバランスを探り、目の動きなどをチェックし、チューニングできると、なおいいですね♪
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