ビジネス速読術講座
[18]停滞期からの脱出!(1)
SRRの提唱する仕事や学習にも使える実践速読術の修得を目指す上では、ほとんどの人が3回の停滞期を経験します。これは速読術の修得には3つのステージがあるということの裏返しでもあります。その停滞を乗り越えて飛躍できたとき、次のステージに到達できます。そして、なんとなく少しずつ伸びていくのではなく、ある日「あれ?できる!」という感覚になるものです。その飛躍を経験できるか否かは、あなたの覚悟にかかっています!
速読トレーニングに取り組んでいく過程では、たいていの人が3回の停滞期を経験します。これは速読に3つのステージがある、ということの裏返しでもあります。速読を修得しようとする場合、必ず停滞と飛躍を繰り返して4000文字レベルに到達します。もちろん、読書経験が豊富だったり、きっかけがうまくつかめたりすると、停滞がなかったり少なかったりすることもあり得ます。
※なお、この考え方はあくまでSRRのメソッドでのものであり、仕事や学習に使える実践速読術の修得を目指す場合の話です。
1度目は900~1200文字のレベルでの停滞。2度目は2000文字レベルでの停滞。最後が4500文字。この中間というのは、基本的にありえないと思っていいでしょう。(ただし、これは同じような本で測定・トレーニングをおこなった場合ということであって、1200文字と2000文字の中間については、読み方が雑になったり、内容の難易度が変わったりすることによってありえます。)
最後の4500文字あたりは、もう完成に近い状態ですから、まぁ焦らないでもいいのですが、最初の2つはつらいですよね。しかも、だいたい停滞期にいる人は「無理して1200文字」というような場合が多く、理解度が低い場合が多いのです。
ではなぜそのような状態になるのか?といえば、それは「昔からの読み方から基本的に変わっていない」からです。
速読といっても読書であることには変わりないのですが、それでもやはり大きな質的転換がないと、今の数倍のスピードで読むということは不可能です。
その大きな質的転換が「上手にリラックスして読む」ことです。
「読む」「理解する」というのは「一生懸命におこなう」ものであるという考え方、というか習慣があるために、どうしてもがんばってしまうんですよ。でも、それでは脳にストレスがかかり情報がすんなりと入ってきてくれません。
もちろん、リラックスしすぎても入ってこないのですが、ほどよくリラックスすることで視野が広がって、前後の結びつきが良くなる上に、理解もスムーズになりますので、スピードを上げることが可能になるのです。
この時大切なのは「一生懸命にならない」ことです。SRRの「文字追いかけトレーニング」で、普通の本を読むスピードよりも速いスピードで表示しても理解できるという方が多いのも、ここにヒミツがあります。
気楽に画面を眺めていれば、意識(注意)が動く文字を自動的にとらえてくれますので(人間の意識は動くものに惹かれるものです)、気楽に、文字(内容)を追えるのです。その結果、多少スピードが上がっても、理解が落ちないのです。(さらに、眼球運動がスムーズになるため、跳躍時抑制と呼ばれる、目と脳・意識の断絶が起こりにくいと考えられます。)
そして、このトレーニングだけでリラックスの加減をつかみ、2000文字を越えてしまう人もいるほどです。
ちょっと話がそれましたが、停滞している人は、まず「今の読み方を一度捨てる」覚悟を持つ必要があります。開き直って気楽に文字に向かったとき、新しい世界(理解)が飛び込んでくる、そう考えて、読書にもトレーニングにも気楽に取り組みましょう!
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