ビジネス速読術講座
[07]推薦図書
『速読術』に関して冷静な目を養っていただくために、速読術についての書籍もいろいろ手に取っていただきたいと思っています。それについては、「速読術コトハジメ」で紹介させていただいています。
ここでは、『速読術に取り組む以前の問題』をしっかりと押さえておいていただきたいと思っています。これから速読術(トレーニング)に取り組もうという方だけでなく、速読術について悩んだことのある人にも読んでいただきたい書籍ばかりです。
○齊藤 孝著 『読書力』(岩波新書)
私は齊藤先生の大ファンなのですが、その中でも「速読教室の主催者として」みなさんに読んで頂きたいと思っているのがこれです。この本を読めば、速読が、「速さ」が絶対ではないことはもちろん、だからといって、ゆっくりよむことがすべてではないことが理解できます。あなたの世界を創り、あなたの世界の幅を広げ、あなたの世界を豊かにする、知的営みとしての読書。
私は高校教師時代、3年間で100冊の本を読みなさいと高1の授業で語ってきました。あなたの感性を豊かにするのは「言葉」ですよ、と。あなたの口から出てくる「言霊」としての言葉。豊かに葉を茂らせてこそ、の『言葉』です。今は、立場こそ変わってしまいましたが、やっぱりあなたに同じ言葉を贈ります。本を読んで、あなたの感性を、理性を豊かにしてくださいね♪
○山村 修著 『遅読のすすめ』(新潮社)
速読術を修得してしまうと、どうも、「速さ」に目がいきがちなり、本を読む時に立ち止まったり、読み返したりすることに罪悪感を覚える人もいるようです。まぁ、そこまでいかなくても、行間を読むということを忘れてしまいがちになるような気がします。
この本は、小説の行間を読む楽しさを思い出させてくれます。夏目漱石の本を速読したとき「夏目漱石って面白くないな~」と思ったのですが、そもそも速読すべき本ではなかったんですね。すみません。ゆっくり読んだら楽しかったです。
○石原 明著 『成功曲線を描こう』(一世出版)
ビジネスコンサルタントとして、というか「営業マンは断ることを覚えなさい」で有名な石原さんの本です。
速読術の修得を考える際に、まず、一番大切なことは何ですか?と言われたら、速読術を修得することで、あなた自身がどう変わるのか、あなたのビジネスが、学習がどう変わるのかをリアルにイメージすることですよと言っていいのではないかと思います。その後で、変わる道筋をSRRを使いながら、またリアルに描き、その道筋を、私と一緒に歩いていきましょう。
イメージを何となくしか描かない、描けないと、かんたんに挫折してしまいます。自分の持っている本当の力を発揮できず、不本意な結果に終わってしまいます。これは、速読に限ったことではないですね。人生万事、成功曲線を描き、成功イメージを描いて歩いていきたいものです。
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