ビジネス速読術講座の基本的な考え方

速読術を「速さと質のバランスを適切にコントロールする技術」ととらえています。

「速さ」は「貴重なオプション」だ!

 読書には必ず「目的」があります。その目的達成を効率的、効果的に実現するための読書の1つのオプションとして「速さ」が存在します。
 そもそも「速さ」というのは、読書という営みの中で、それほど中心的な要素ではありませんよね。読書の「質」を考えた場合、深さが求められることはあっても、速さが求められることはありません。あくまで「速さ」は、読書の「先」、つまり「目的」を考えたときに初めて考慮されるオプションなのです。
 そして、この深さと速さはトレードオフの関係にあります。深さは時間をかけて手に入れるものであり、速さは時間を省略することで手に入れられるものですから、ある意味で当然です。
 だからといって、速さで「質が損なわれる」というわけではありません。確かに「深さ」は損なわれるかも知れませんが、それを差し引いてもあまりあるメリットが速さによって生み出されます。「質」という場合、深さ以外にも、広さ、記憶といった要素が含まれます。これらは「速さ」を上手に活用することで高めることが可能です。ですから、「速さによって質が高まる」場面も非常に多いはずです。
 「速さはオプション」と言いながら、それは「貴重なオプション」なのです。

「速さ」も「量」も使いこなしてこそ価値が生まれます。

 「速さ」は手に入れてからが重要です。その速さをどう使えば、読書の質が高まるのかを考えなければなりません。ビジネス速読術講座では、この考え方に基づき、速読術を「速く読む技術」を超えて「速さと質のバランスを、自在に、適切にコントロールする技術」としてとらえ、トレーニングしていきます。
 ですから、速読術はマスターしてからが本番です。この講座でフォローアップの制度が充実しているのもそのためです。
 また、速さを手に入れた後で、ひたすら「量(冊数)」を求めることにも、やや懐疑的です。もちろん、「量をこなす」ことは重要ですが、それは「量稽古」でなければなりません。読みやすい本を、ただ何となく多読しても、それはあなたの力にはなっていません。
 このように、速読術を「読書技術」としてとらえ、ビジネスの成果を高めるためのツール、「成長するための学び」を実現するためのツールとして考えているため、一般的に語られている「速読術」とは、ちょっと違う技術、講座になっています。

速読術を「能力」として語らず、「達人の読書技術」として語ります。

日本で唯一「意識レベルの読書をコントロールする速読法」を指導しています

 このビジネス速読術講座も、他の多くの速読教室と同様、韓国発のキム式・パク式と呼ばれる速読術から生まれました。しかし、他教室と大きく違うのは、とことん「実践的な技術・レベル」にこだわり、自分と自分のビジネスを高めるための技術としてとらえ、その目的にかなった無理と無駄のないメソッドを構築してきたことです。
 ですから、目指すスピードは、あくまで意識レベルで処理できる範囲のスピードです。右脳だとか潜在意識だとかいう言葉は、耳障りこそいいですが、現実的には仕事や学習で活用することは非常に難しいものなのです。
 取り組んでいただくトレーニングも、いたずらに脳を活性化させることや視野を広げることに明け暮れたり、無駄に速さばかりを追い求めたりするようなものではありません。スポーツや武道のように「心技体」の視点からとらえ、その人の現在のステージ、目指すレベルに応じた、無駄のない現実的、実践的な内容になっています。
 「」・・・意識・眼をコントロールする力のマスターと集中力の向上
 「」・・・フォーカスの活用法、欧米の読書技法のマスター
 「」・・・TPOの明確化、目指す読書像の確認
という具合です。
 そして、それらを1つ1つを「技術」として取り出して、モデルを示し、トレーニングを通じて感覚を養っていただきます。

「能力」から「技術」への発想の転換

 これまで速読術は「脳力開発」、「右脳開発」、「潜在意識の活用」など「能力」として強調されてきました。しかし、能力というものが、そんなに急激に高まったり、ちょっとしたトレーニングで向上したりするとは考えられません。しかも速読力というのはIQに大きく関わるものです。それが本当に劇的に向上するのであれば、きっと教育も劇的に変わるでしょうね。でも、実際そうはなっていません。
 そこで、ビジネス速読術講座では、速読術を「達人の読書技術」としてとらえなおしています。
 そして、達人の読書はどこが違うのか?あるいは、科学的に見て何を矯正したら向上するのか?と、その技術を分析、分解して考えています。その上で、速読術マスターに必要なポイントを3つに整理し、それぞれのコントロール力を磨くトレーニングを徹底的に行うようにしています。
 この話は、無料公開しているトレーニングガイドと「フォーカスリーディング」に詳しく説明していますので、ぜひご一読ください。

第1の目標は、質高く、力みのない毎分1700文字(新書約3ページ相当)の読書

 仕事や学習で活用するためには、意識のフィルターを通し、理解しなければなりません。その限界は2500文字/分と言われています。まずは、このレベルの修得を目指します。
 また、力みのない、コントロールされた読書であることも、大事な要素だと考えています。どんなに質の高い読書でも疲れる読み方では、1冊の本を読み切ることが出来ませんからね。

スピードと理解度を自由にコントロールできる、幅のある読書を実現する

 従来通りの、一言一句に意識をフォーカスし、しっかりと理解していこうとする読書を離れ、目的にしっかりとフォーカスし、効果的な読書法を学びます。その前提として、理解度とスピードのバランスをコントロールする技術を手に入れていただきます。ここでは視覚系のトレーニングによる精読的な速読と、欧米式の情報処理方の速読技法とを上手に活用します。
 これによって本の読み方を主体的にコントロールできるようになります。

TPOを明確にし、それに応じて最適な読書を実現する技術を修得する

「読書をコントロールする」という時、当然、読書の目的(Purpose)や条件・状況(Occasion)、設定された時間(Time)によって読み方が変わります。専門書を攻略する時、参考書で学ぶ時、会議の資料を読む時…様々な場面で、様々な形で行われる読書に、明確なTPOを設定し、最適な読書を実現できる力を身につけます。

日々の読書をマネジメントし、成果主義の読書スタイルを完成させる

 自分を成長させるための読書は、継続的におこなってこそ価値があります。そこでは「マネジメントする」という発想が必要になります。まずは「なぜ、その本を読むのか(Why)」、「どの本を読むのか(What)」、「どのような読み方をするのか(How)」をしっかりと意識してみましょう。
 読書をマネジメントすることは、自分の成長をマネジメントするということでもあります。ですから、まずは自分がどういう生き方がしたいのか、どういうキャリアを身につけていきたいのか、しっかり考えてみましょう。

ぜひ、「フォーカスリーディング」(PHP研究所)をご一読ください!

 ここに解説している読書・速読の考え方は、PHP研究所より出版される「1日10冊を可能にするフォーカスリーディング」に詳しく書いてあります。
 ぜひ、ビジネス速読術講座のコンセプトを正しく理解するためにも、ご一読ください!

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